猛毒の化学物質を一貫した
施工システムで除染いたします。
ABOUT DIOXINダイオキシン類とは
ダイオキシン類とは、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)をまとめて「ダイオキシン類」と呼び、このほかにコプラナーホリ塩化(コプラナーPCB)のようなダイオキシン類と同様の毒性を示す物質を「ダイオキシン類似化合物」と呼んでいます。
ダイオキシン類は、炭素、酸素、水素、塩素を含む物質が燃焼過程などで自然に発生してしまう物資で、毒性が強く発がん性や遺伝子に影響を及ぼすとされています。
平成11年7月16日に公布されたダイオキシン類対策措置法においては、ダイオキシン類にダイオキシン類似化合物を含めて「ダイオキシン類」と定義されました。
WORK FLOW工事の流れ
平成11年7月にダイオキシン類対策特別措置法が公布され、それに伴い廃棄物焼却設備を解体撤去する場合は廃棄物焼却施設におけるダイオキシンばく露防止対策要網にそった工法で行わなければなりません。
事前に焼却施設内該当部位の残留付着物の採取を⾏い、ダイオキシン類の濃度測定を⾏います。
(付着物の評価値3ng-TEQ/g)から管理区域が決定され、それに応じた工事方法や作業者の保護具を
決定し計画を策定します。
- 火格子面積2m2以上もしくは焼却能力200kg/1時間以上の廃棄物焼却炉を有する施設
- 火格子面積0.5m2以上もしくは焼却能力50kg/1時間 以上の廃棄物焼却炉を有する施設
汚染物質が流出しないように、作防水提及び、業場内をシートで覆い密閉状態にします。
クリーンルームを設置します。
負圧除塵装置の設置
洗浄水を浮遊物質とダイオキシン類を、凝集剤を添加し沈殿分離します。
管理区域によって保護衣の種類が変わります。
焼却灰、ばいじん等を全て除去、清掃し、高圧ジェット水により、設備表面から付着物を除染します。除染に使用した除染水は、産廃物として処分します。
以下の分析を実施し、処分基準(3000pg-TEQを超える場合は特別管理廃棄物)に従い適正処分します。
- 管空気中ダイオキシン類の測定
- 集塵機排出口のダイオキシン類測定
- 廃棄物のダイオキシン類及び重金属類の分析(耐火材、飛灰)
- 除染水の分析
廃棄物処理法に従い、除去した焼却灰、除染水や養生シート、防護服なども、廃棄物として適正に処理します。