珪藻土バスマットにアスベスト
こんにちは!サクセスです。
少し前の事になりますが、大手ホームセンターが販売していた
珪藻土バスマットにアスベストが混入していた事で大きなニュースになった事は覚えていますか?
覚えています!
大きな話題になりましたよね!
でも、日本では2012年に輸入も製造も禁止になったのにどうして
珪藻土バスマットにアスベストが混入していたのですか?
私も気になって少し調べてみました。
勉強不足でした・・・。
世界のアスベスト禁止国
国際アスベスト禁止書記局(IBAS)は「禁止国」として以下の67か国を挙げ、国際機関や専門家らもこの数字を引用することが多いとのこと。
アルジェリア、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、バーレーン、ベルギー、ブラジル、ブルネイ、ブルガリア、チリ、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、ジブチ、エジプト、エストニア、フィンランド、フランス、ガボン、ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ、ホンジュラス、ハンガリー、アイスランド、イラク、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ヨルダン、韓国、クウェート、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、マケドニア、マルタ、モーリシャス、モナコ、モザンビーク、オランダ、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、オマーン、ポーランド、ポルトガル、カタール、ルーマニア、サウジアラビア、セルビア、セーシェル、スロバキア、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、イギリス、ウルグアイ。
(引用)全国労働安全衛生センター連絡会議
https://joshrc.net/archives/8603
この、67各国以外では現在もなお、ある程度の規制はあるものの全面禁止には至ってないという事です。
そして、今回の珪藻土バスマットですが、中国から輸入をした商品だったようで、中国はロシア・カザフスタン・カナダに次ぐ世界第三位のアスベスト生産国です。
直接の原因は分かりませんが
・アスベストを含んだ建材を使って製造してしまった
・アスベストと同じラインで製造してしまった
・アスベストを強化剤として使用した
などが考えられますが、真相は不明です。
この一連の流れを受けて、厚労省は「珪藻土製品」を輸入する際に、アスベスト不使用の検査を
義務付けるよう、政令を改正する方針を公表しました。
ですが・・・
珪藻土だけに限定してしまうと、他の製品はどうなの?
という疑問があります。
輸入企業もアスベストが入っていないことを保証するような
チェック体制が出来るシステムの構築を希望します!
最後までご覧いただきましてありがとうございました。